赤く問い黒く答える
或る二人の日常。
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姿かたち
『しかし、何だ。頭巾を脱ぐとその口調になるのは仕様なのか。』

「仕様だなんて。この姿で女の言葉を喋られてご覧よ。どう思う。」

『…。』

「…。」

『まあ、それも有りだな。』

「そう、言うとは思っていましたよ。」

『あんま、変化ねぇしな。』

「そうとも。」

『ところで、あの本見つかったのか。』

「勿論です。しかし…僕が前に持ち帰っていたなんて。」

『鍋しきが無い って持っていったんだろ。』

「ああ、思い出しました。」




『外は雪か。』

「ええ。」

『気をつけて行くんだな。』

「ええ。」

「…ところで、赤頭巾の姿とこのタキシード姿、どちらが僕に似合ってると思います?」

『…。』

『毛皮。』

「あはっ!」



「…おかしいな…。本を片付けたはずなのに、本が一冊見当たらない…。」



『ん…?本に薄い本が挟まってるな…。』

(            )

『…。ま…。そのうち青ざめて取りに来るだろ…。』
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