赤く問い黒く答える
或る二人の日常。
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年明け
記入者:赤頭巾

「明けましておめでとう御座います。」

昨日と一緒の、しかし、確実に違う今日が始まる。
それはいつものことだ。

「本年も宜しくお願い致します。」


季節で一年を数えていた赤頭巾にとって、太陽暦での一年は新鮮であった。
それまで赤頭巾の一年のスタートは春。生物が息吹く頃。
花が咲き、冬眠していた動物達が動き出す、そんな時期。
何故か?わかりやすいからだ。


「何故このような、冬の真っ只中、知らせも無いような時期に、一年という区切りをつけたのでしょう。」

赤頭巾は、黒頭巾に熱燗を出しながら呟いた。
黒頭巾は、それには答えず、熱燗を飲みながら一言だけ言った。
「苦い。」

また、明日がくる。今日と一緒の、しかし確実に違う明日が。
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